2010年11月30日
◆アンティーク&レトロチェア◆
今日は、アンティークチェアと昭和のレトロチェアの張替えをご紹介します。
今回はお客様からお預りした椅子の張替えです。
アンティークチェアは数年前に座面を張り替えたようなのですが、
カーテン生地されたようでやはりすぐに裂けてきたようです。

今回もモケット地に張り替えました。

ジャポニカセブンがモケットを
良く使用するのには理由があります。
プロフィールにも書いていますが、
ワタクシは10代の時、古物業界に入り、
よく破ける生地とそうでない生地をみてきました。
その後、家具の業界に入り
当時の流行の生地だったオーガニックコットンを
使ったソファや椅子を販売しましたが
やはり、数年後に裂けたり破けたりしていました。
多分、同じ思いをした方も多いと思います。
長年、色んな年代の椅子を見ているうちに
モケット地にたどりつきました。
特にスプリングなどを使用した椅子や
ソファなどは座ると沈みます。
この時に座屈がかかるので生地が
伸縮して尚且つ強くないといけません。
この為、いす用の生地はカーテン生地など
とは違う加工が施されています。
その中でもモケット類は生地が強いので
昔から国鉄(現JR)の椅子や病院、
学校や官公庁の椅子・ソファなどや
金華山張り(モケットの仲間)は国会の椅子にも使われています。
モケットは起毛しているので暑そうに感じますが、
オールシーズン使える素材で耐久性ががあるので
70年代ぐらいまでの自動車のシートにも多く使われていました。
薄いスポンジだけの沈み込みの少ない座面などには普通の生地でも大丈夫だと
思いますがそれでも裏に別な加工をした方が良いと思います。
真面目に書いて見ましたがワタクシ
何かの病気や恋煩いではありませんので安心してください。
今日、最後にご紹介する椅子は昭和のレトロチェアになります。
お客様からお預りした時の状態です。
哀愁が漂っています。


◆張替え後はこんな感じです。


今回はお客様からお預りした椅子の張替えです。
アンティークチェアは数年前に座面を張り替えたようなのですが、
カーテン生地されたようでやはりすぐに裂けてきたようです。
今回もモケット地に張り替えました。
ジャポニカセブンがモケットを
良く使用するのには理由があります。
プロフィールにも書いていますが、
ワタクシは10代の時、古物業界に入り、
よく破ける生地とそうでない生地をみてきました。
その後、家具の業界に入り
当時の流行の生地だったオーガニックコットンを
使ったソファや椅子を販売しましたが
やはり、数年後に裂けたり破けたりしていました。
多分、同じ思いをした方も多いと思います。
長年、色んな年代の椅子を見ているうちに
モケット地にたどりつきました。
特にスプリングなどを使用した椅子や
ソファなどは座ると沈みます。
この時に座屈がかかるので生地が
伸縮して尚且つ強くないといけません。
この為、いす用の生地はカーテン生地など
とは違う加工が施されています。
その中でもモケット類は生地が強いので
昔から国鉄(現JR)の椅子や病院、
学校や官公庁の椅子・ソファなどや
金華山張り(モケットの仲間)は国会の椅子にも使われています。
モケットは起毛しているので暑そうに感じますが、
オールシーズン使える素材で耐久性ががあるので
70年代ぐらいまでの自動車のシートにも多く使われていました。
薄いスポンジだけの沈み込みの少ない座面などには普通の生地でも大丈夫だと
思いますがそれでも裏に別な加工をした方が良いと思います。
真面目に書いて見ましたがワタクシ
何かの病気や恋煩いではありませんので安心してください。
今日、最後にご紹介する椅子は昭和のレトロチェアになります。
お客様からお預りした時の状態です。
哀愁が漂っています。
◆張替え後はこんな感じです。
Posted by サツマニアデビル at 18:46│Comments(0)
│古家具再生
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