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Posted by チェスト at

2009年01月31日

◆アームチェア・昭和初期◆

毎度の事ですが先日は、深夜2時過ぎに仕事が終わって、
今朝は、朝6時から色々と準備を済まして、従兄弟の結婚式に
夫婦2人で出席でしたが、会場が暗くなる度に、2人とも睡魔が
襲ってきて心地よい世界へ、久々においしい物食べて、呑んで、夢心地、
帰宅後1時間ほど仮眠して再び、お店へ、
夢心地の世界からリアル現実世界へ、今日は何時に帰られる事やら・・・・・・

そんな事はさておき、
今日は昭和初期の鹿児島で作られた回転式のアームチェアです。
写真は再生が完了した写真です。
ドクターチェアに比べる一回り小振りなサイズです。
高さ調節は座面ごと右に回転させると低くなり、
左に回すと高くなるので、使う目的や使う方に合わせて使えるので便利です。


生地はモケットに張替えました。中身も入れ替えてあります。



入荷した時の写真です
背もたれ、脚部に及ぶまでグラツキがありました。



脚部を裏側から見た写真
脚部を固定していた金具が錆びて腐れていました。



腐れていた金具を元に今回は少しでも永く使えるように
ステンレスで同じ物を作りました。
脚部は全て分解して組みなおしました。
  


Posted by サツマニアデビル at 17:48Comments(0)古家具再生

2009年01月30日

◆ミシンテーブルワイドタイプ◆

!明日、1月31日は身内の結婚式に出席の為、お店はお休みします。


連日連夜の雨で作業場も店内もジメジメ!!
塗装の乾燥が思っていたより時間がかかります。

納品には数日余裕があるので大丈夫なのですが、
雨が強い日や風が強い日が続くと腹いせに
水車や風車でも作ってやろうか!!と思ってしまいます。

今日は以前から頼まれていた組み立て式の階段の製作や、
リメイクでお預かりしている家具の剥離作業をしてました。

妻は大島の方からお預かりしている大島紬で
ワンピースを依頼されて、現在、黙々とミシンを踏んでいます。


今日は◆ミシンテーブルをご紹介します◆
OPEN当初(2000年)からジャポニカセブンで取り扱っているミシンテーブルですが
県内外を問わず人気なのが、ワイドタイプのミシンテーブルです。
ミシンテーブルの横幅は家庭用・業務用とほぼ決まっているので、
カウンターのようなテーブルは載せられません。
大きな天板を乗せる為、脚踏み部分を取り外して、代わりに棚板をつけて、
グラツキをなくす為にアイアンを加工して筋交いを入れました。


天板は集成材を使用せず、無垢板をご注文を受けてから組みます。
サイズも横幅が2000X奥行きが600mmぐらいまでは
この形状で対応できます。
使用塗料は植物性の天然塗料です。
写真下の天板サイズはW1800XD600mmです。


更に大きいサイズはミシンの脚を2台使用します。
下の天板サイズはW1800XD900mmです。
  


Posted by サツマニアデビル at 21:27Comments(0)ミシンテーブル

2009年01月29日

◆ミッドセンチュリーのbulletライト◆


先日は、霧島の方面に配送などが午後8時以降に到着が3件ほどあったので、
お店を少し早く閉めていってきました。帰りは深夜過ぎていましたが、
照明を作っている知人のお店の前を通ったらまだ仕事してました。
聞けば深夜2時まで、やってたとか!
自分なんかまだまだ努力が足りないと
つくずく感じました。ガンバレ自営業!!

日は
ミッドセンチュリーのアメリカの砲弾(bullet)型のライトです
入荷した時はライトの付け根部分が破損
素材がアルミなのでよくあることなのですが、
広がってしまったカバーの穴を徐々に叩き出して
元の大きさまで縮めてます。




配線関係は、チギレかかっていた部分や、
線がむき出しになった部分を新しく交換、
本体に付いていたスイッチは内部が熱で溶けていたので
新しくスイッチを外部に取り付けました。




本体の底は壁などにも取り付けが出来るように
ネジ受けの穴が2箇所あいています。




◆ライトを灯すと古きよき時代の灯りがひろがります。◆

  


Posted by サツマニアデビル at 20:09Comments(0)入荷情報

2009年01月27日

◆レトロアラジンストーブ◆


今日は休息日でしたが先日、配送などで臨時休業したので
代わりに本日、営業です。


前回に引き続き、レトロアラジンストーブが仕上がったのでご紹介します。
今回はアラジンブルーフレームヒーターの初期型シリーズのシリーズ15DX
2代目のシリーズ16スタンダードシリーズ37DXタイプの3台仕上がりました。
よくアンティークアラジンではないのですか?とお問い合わせいただきますが、
100年以上経過した物がアンティークと呼ばれるので、今回、紹介するブルーフレームは
まだ50年ほどしか経過していないのであえて、レトロアラジンと呼ばせていただきます。



写真はブルーフレームのセカンドモデルシリーズ
16スタンダード(昭和42年~45年製造)です。
塗装状態も非常に良いです。
分解再組み立て済み・芯は新品に交換済み・テスト済み!!




◆写真はブルーフレームのファーストモデル
シリーズ15DX(昭和32年~です。塗装状態は悪いです。
油タンクも塗装が剥げて下地の真鍮部分が
見えていますが使用には問題ありません
分解再組み立て済み・マイカ・芯・共に新品に交換済み・テスト済み!!




最後はシリーズを表記するプレートはいないですが、ウィックキャリア、
油量計、上枠から推定してシリーズ37DX(昭和48年~49年)です。
分解再組み立て済み・マイカ・芯・共に新品に交換済み・テスト済み!!



◆マイカ(のぞき窓)の交換◆
写真上が交換前・写真下が交換後です。
やはりブルーフレームは綺麗に見えた方がイイですね。
ジャポニカセブンではアラジンストーブパーツも
取り扱っています
のでよろしくお願い致します
  


Posted by サツマニアデビル at 19:27Comments(0)アラジンストーブ

2009年01月26日

◆古い丸椅子の再生◆





今日は配送・設置で臨時休業でしたが夕方から作業の仕上げをしています。
ブログは携帯からも更新出来る様なのですが、アナログ人間なので
お店のパソコンからしか更新できません。
なのでお店にいる時間にUPしてます。初めてブログを載せた日は
何度か書いたブログを消して、5時間ぐらいかかりました。
ちなみにHPは簡単に出来るのですが、たぶん応用がきかないのでしょう。



今日は◆丸椅子の再生です◆

再生の依頼を受けた丸椅子です。脚部の貫の部分が欠損していてました。
座面が無垢板(一枚板)を使っていたので、年数の経過と共に板が反ってしまい
脚部も反りに合わせてゆがんでしまってました。
誰が言い出したのかわかりませんが「昔の家具は釘を一本も使っていない」とよく耳にします。
色々、家具をばらしていますが、よく隠し釘や木釘が使われています。
私は釘やネジを使った家具=技術や強度がない家具
又は安い家具のイメージは間違っていると思います。





◆貫は相欠き継ぎで組んであるのですが反ってずれた分を計算して欠損したパーツを作くります◆





◆あらたに作った貫を組みました。◆





◆完成です◆
今回はお客様のご要望で「塗装が剥げた風合いを楽しみたい」との事で
塗装はそのままでつや消しのクリアだけ塗ってあります。
  


Posted by サツマニアデビル at 22:21Comments(2)古家具再生

2009年01月25日

◆ケビント棚(医療棚)の再生◆




先日は徹夜明けだったので、今日こそは早く帰ろうと、
夫婦2人で意気込んでいたのですが、
結局、配達など済まして帰ってきたのが
午後11:00前、爆睡でした。

今日は、朝から作業場で明日の引渡しの修理依頼品の
家具達の最終仕上げをしていました。

学生時代から友人に「そんな効率の悪い事をしないで仕上がった家具を売ったり、
修理もどっかに頼めばいいのに!!」とよく言われますが
性格的に壊れた物や朽ち果てそうな物を見ると
何か哀愁を感じてしまって、なおしたくなってしまう(一種の病気です)ので、
私には所詮、無理なんです。
この事で友人とよく店先でもめます。

そんな話はさておき、

今日は◆古いケビント棚(医療棚)の再生です◆

仕入れた時は、あちこちにキクイムシの
虫食いの跡
があって、脚の長さもバラバラでした。

写真は、虫食いのヒドイ所を全て取り除きました。
防虫駆除をした後、黒い紙の上に本体を置き、一日おきました。
これは、家具の中にまだ、キクイムシなどがいた場合、
木の粉などが落ちるので黒の紙だと木の粉が判別しやすいからです。



脚の長さもバラバラでした。



◆再生完了◆
取り外した箇所を全て新しい物に交換、
脚部もあらたに作って組みなおしました。
再塗装済み
棚板は当時から使われている
カタガラスがつきます。

!明日は営業日ですが配送と仕入れの為、お店はお休みします
火曜日は休息日ですが営業しますのでよろしくお願いします
  


Posted by サツマニアデビル at 20:32Comments(2)古家具再生

2009年01月24日

◆レトロソファの納品◆

今日は、開店前に再生したレトロソファを納品に行ってまいりました。

とても雰囲気のあるお店で美容室なのですが

CAFEのテイスト持った感じのお店です。

内装もオーナー自ら手がけているのですが、ハッキリ言ってプロ並みです。

内装、外装も個人的に好きな感じです。



店内に入ってすぐ右手にあるスペースに
再生したレトロソファを2脚を設置しました。





2脚とも似ていますが作った工場は別です。
年代は何れも1950年代の物です。
最近のソファとは違う、深みのある座り心地です。





◆◆◆お店の名前はgram(グラム)さんです。◆◆◆

場所は高麗本通りを鹿児島大学方向に走って、
ジャポニカセブンに脇目も振らずに過ぎて、
路面電車の線路を渡って、スグ左です。

カフェではなく美容室なのでお間違いなく!!

店内もいくつかのスペースがあり、街中の避暑地みたいです。
ぜひ、行ってみて下さい!!



◆gram◆
鹿児島市郡元2-1-24 1F
099-251-4798


  


Posted by サツマニアデビル at 18:21Comments(4)

2009年01月24日

◆レトロソファの再生◆


先日は結局、二人ともお店に泊り込みで作業していました。

今朝も8:00に業者の方が「古い作業台や文机を持ってくる」と約束していたので

そのまま待機、今日、納品のソファは前日の夜遅く仕上がったのですが、

今日、明日、あさって仕上がりがの家具達が待機しているので、大変でございます。





◆◆◆今日はレトロソファの再生です◆◆◆

今回は前回と違ってスプリングがコイルスプリング

(通称朝顔)タイプのソファの再生です。

1950年代のソファです。

◆写真はソファの座面部分になります。

◆座面部分の中身をすべて取り去ります。

◆麻の力布をタテヨコ張ります。

◆次は力布の上にスプリングをのせます。





◆そして、スプリングが他方向にズレないように

タテ・ヨコ・ナナメとクモの巣状に固定していきます。





◆ヘッシャンクロスを張って、ワラ、綿、ウレタンチップ、

ウレタンフォームを重ねます。





◆完成です。肘と脚も植物性塗料で再塗装してあります。
  


Posted by サツマニアデビル at 17:26Comments(0)古家具再生

2009年01月23日

◆家具ができるまで◆ダイニング編②◆




先日は深夜まで妻とふたりで残業でした。

一ヶ月のうち数日はこんな日が続きます。

泊り込みじゃないのでまだましです。

納品が迫っているソファを仕上げないといけないので、

今日は間違いなく深夜12時をまわるのは確実です!!

現在、再生中のソファが仕上がったらブログでご紹介します。




◆◆◆今日も先日に引き続きダイニングテーブルができるまでです◆◆◆

完成の写真です。

今回はワークテーブルではないので、筋交いなどは入れていませんが

一般家庭で使うには丈夫な構造にしてあります。

お客様のご希望で引き出しを2杯、付けました

塗装は植物性の天然塗料を使用しています。

主原料は亜麻仁・大豆・ヒマシ・ヒマワリになります。

愛知万博などにも使用された塗料でシックハウス症候群へ対応しているので安心して使えます。

つや消しのクリアで仕上げてあるので木のサラサラした

肌触りはそのままで使用でき食べこぼしなどしても

シミになりにくくなっています。

ワックス掛けをする必要もありません。

水フキでOKです。





◆◆◆◆天板は雇い実剥ぎで端ばめを入れて仕上げました◆◆◆◆





  


Posted by サツマニアデビル at 20:41Comments(2)家具製作

2009年01月22日

◆家具が出来るまで◆ダイニング編①◆


先日、「明日の朝一番で県外からアンティークミシンを持ってくる」

と連絡があったので、普段よりだいぶ早くお店に到着、今回は

少しだけと言っていたので、スペースも空けず待っていたら、

到着したトラックを見ると出るは出るはミシンの脚だらけ

店先はミシン祭り状態!!十台程度あったので、

アンティークミシン以外は早く倉庫になおさないと、ただでさえ何をやっているのか、

わかりにくいお店なのにミシンの脚だけが大量に店先に並ぶと益々、

怪しくなるので天気が良くなったらかたずけないと!!




今日は、◆ダイニングテーブルが出来るまで◆です。

今回はご新築をされる家で使われるダイニングテーブルのご注文を頂きました。
前回のワークテーブル同様に少しでも永く使える様な構造で作ります。



写真は必要な部材を切り分けた状態です。これから組んでいきます。



井形に組んだ幕板に脚部を差し込んでいきます




今回は引き出しも付けるのでその部分も組んでいきます

◆この続きは明日のブログにて◆
  


Posted by サツマニアデビル at 18:54Comments(2)家具製作

2009年01月21日

◆ジャポニカセブンの小物家具達◆

今日も雨

雨の日はひとり車に閉じこもりたくなる私ですが、

仕事にならないので店内に引きこもって椅子とソファの張替えをしています。

メールで「注文家具以外に何か作っているんですか?」と意外と
多く問い合わせがあったのでこの場を借りてお答えさせていただきます。

昨年の春ぐらいのイベントで紹介したチェア兼オットマン「CORONTAN
ジャポニカセブンの人気商品です。

見た目と名前のイメージと違って踏み台として
使っても大丈夫な作りになっています。

このタイプ以外もロングバージョンプチリッチバージョン
ありましたが残念ながら写真がありません。







一年ほど前に大量に試験管だけが入荷したので
安易な発想でフラワーベースの試験管立てを作りました。





普通の試験管立てとは別バージョンでもこんな感じで作りました。
これ以外に6タイプあります。

霧島市国分のランチのおいしいボンテビジュさんのお店でも取り扱って頂いています

◆◆◆昨年の慈眼寺マーケットの時撮影◆◆◆
◆写真以外にも色々作っていますが、少しずつ紹介させてください◆
  


Posted by サツマニアデビル at 22:13Comments(0)小物・雑貨製作

2009年01月21日

◆入荷商品情報◆

今日も朝一番から買取りでした。

アラジンもシリーズ15シリーズ37が再入荷していますがマイカ(のぞき窓)の交換と
芯交換が必要なので販売までにはもうしばらくかかります(現在、分解清掃中)。
明日はアンティークミシン(曲線タイプ)の脚が久々に入荷してきます。



◆◆◆数日前に入荷した一部、商品を簡単にご紹介します◆◆◆

ビクターステレオレーコードプレーヤー(BR-40)です。ラジオ動作確認済み、
受信はOKですがガリ音がするので分解調整中、レコードプレーヤーは注油中、
レコード針在庫、確認中です!!





吊るしてある小振りな木製椅子は合計で5脚入荷、写真中央のスプリングが
部分的に見えている椅子は久々入荷のドクターチェアです。
茶箱やスチールボックスや仕訳け棚など入荷中です。

◆何度も来られている方はご存知ですが、はじめて来られる方へ少しご説明◆
店内、店頭に展示してある物は再生前の物ですので現状で販売する訳ではありません。
椅子の場合だとお好みの色で張替え
チェストやキャビネットなどは好みの色に再塗装いたします(防虫・熱処理込み)
使用感があるアンティーク塗装もできます。ただし、再生前の商品に限ります。)




写真には写っていませんが原型がわからない物から
朽ち果てそうな物や売り物なのか?処分する物なのか?
わからない物もありますが、基本的に私が再生できる物がお店に集まっています。
私は朽ち果てそうな家具達を見るとワクワクしてきます。やっぱり変ですかねぇ~
  


Posted by サツマニアデビル at 20:45Comments(0)入荷情報

2009年01月18日

◆古いソファの再生◆

今日はどしゃ降りむちゃ振りです。昔から雨が降るとひとり車に篭りたくなります。

夫婦二人とも雨人間100%なので、降水確率0%でも納品の時など

お客様の家に付いた瞬間、雨が降り出したり、通り雨に追い込みかけられたり、

向かってこられたり、季節を問わずよくあります。

雨で屋外作業が出来ないので、狭い店内に強引に再生する家具を

持ち込んで作業しています。



◆◆◆再生した50年ほど前の2人掛けのソファを紹介します。◆◆◆

入荷した時はほとんどフレームの状態でした。
分解してみるとアームの一部分が破損寸前、かろうじて付いているだけでした。
座面部分は一度交換した後があり、多分、底がぬけたんでしょう。
グラツキが多かったので分解して破損寸前の部分は新しく作り直して組み直しました。



組み上げた後、ぐらつきが無い事を確認して、
クッションの下地になるヘッシャンクロスを張ります。
この上にワラやわた・パーム・ウレタンを重ねていきます。



◆◆◆
仕上がりです。やはり綺麗なフォルムです。◆◆◆
古い家具はデザイン、構造など勉強になる事がたくさんつまっています。



古いソファや椅子の再生も引き受けていますが、
昭和40年代までの家具が対象です

直接、お店に来られる方もメールの方も写真が
あるとお見積もりがしやすいです
  


Posted by サツマニアデビル at 19:12Comments(2)古家具再生

2009年01月17日

◆レトロアラジンストーブ◆




今日はすごしやすい天気なので仕事がはかどります。
今朝も日の出と共に作業開始です。
仕上がり日が迫っているので数日は夜遅くまでの作業が続くと思います。

ジャポニカセブンでは家具以外にもレトロ雑貨を少量ですが取り扱っています。
今日は40年前~30年前のレトロアラジンストーブを紹介します。


1930年代初頭、青炎式バーナー使用した石油ランプを製造していた
米国のアラジン社は、イギリスで販路を広げる為に合併会社英国アラジン社
を設立しました。青炎式バーナーを使った熱効率の石油ストーブが
アラジンブルーフレーム」の始まりです。




写真下はアラジンブルーフレームヒーターの初期型シリーズ15型(昭和32年~昭和41年)
スタンダード(2台とも)新品の15LP芯に交換済みです
火力調節のツマミが上向きについている事が特徴で内部もシンプルな構造です。
この型を指定して来られる方も多いです。




写真下は同じ15シリーズでも型番で丸や八角形のツマミがあります。






写真下は入荷した時点の写真です。シリーズ25・32・37です。
何れもデラックスです。これから分解していきます。





写真下は先程のアラジンを分解した状態です。
これから更に分解します。





写真下は組み立てるとこんな感じです。
写真のアラジン以外に未使用に近いシリーズ16・
シリーズ25がありましたが全て完売しました。






ジャポニカセブンではアラジンのパーツ(シリーズ39)
も取り扱っているので
問い合わせ下さい。
シリーズ16以降に対応している
アラジン専用の16LP芯もあります。
一個¥2,500です。
のぞき窓のマイカもあります。
  


Posted by サツマニアデビル at 18:59Comments(0)アラジンストーブ

2009年01月15日

◆家具ができるまで◆テーブル編3◆

今日も相変らず、サビーですが青空の見える天気だったのでイイ気持ちです。

今日は今朝から仕入れた再生が必要なボロボロの家具を一時的に店内に

入れるのでキクイムシなどが他の家具に移るといけないので

防虫(キクイムシ)駆除処理と洗い作業をしました。

以前、勤めていた家具店でも一番神経をつかっていた事なので

この作業をしないと落ち着きません。

キクイムシの話はまたの機会に詳しく書きます。




今日も先日に引き続き
◆◆◆ワークテーブル兼ダイニングテーブルができるまでの様子を載せます。◆◆◆

◆①写真◆ 組み上げて完成です。
棚板はパンをこねる板やその他を収納する為です。


◆②写真◆ 大きさが判りにくいと思いますが、
横幅(W)が1500mmで奥行き(D)が900mmで高さ(H)は750mmです。
塗装は天板部分は植物性の塗料で仕上げてありますの安全に使用できます。



◆③写真◆ 筋交いがタテ方向とヨコ方向に入れてあるので強度があります

  


Posted by サツマニアデビル at 19:11Comments(6)家具製作

2009年01月14日

◆家具ができるまで◆テーブル編2◆








先日は火曜日なので休息日でしたが、日の出と、ともに

古民家からの買取がありました。

破損寸前の家具から状態の良い脚付きステレオレコードプレーヤー、

電笠まで久々の入荷です。

販売するにはかなり手を加えないといけない物も多いですが、

再生好きなのでワクワクします。

入荷した品はまた別な日に紹介します。









◆◆◆◆◆ 今日も、前回に続きワークテーブル兼ダイニングテーブルが ◆◆◆◆◆

出来るまでの様子を今回も載せます。








◆テーブルの顔の部分、天板です◆

木の風合いを残したいので、市販で売っている集成材はあまり使わず、
無垢板(一枚板)を使用します。

今回は、無垢板4枚合わせになります。当店では合わせる板と板の間に実(サネ)といって
別な木をはめ込みます。

合わせた板と板がずれない為です。このやり方を「雇い実剥ぎ」と言います。

現在ではボンドの性能が良くなりボンドで圧着するだけのイモ剥ぎが主流です。



①写真は、実(サネ)を入れて圧着してます。この状態で一晩、おきます。




②写真は、カンナをかけて仕上げた状態です。





③写真は、仕上げた天板の端の部分ですがなっている所に
の形状の木をはめ込みます。
これは端ばめ(端ばみ)と言って、合わせた板が反らないようにする
役割があります。





④ジャポニカセブンで販売しているミシンテーブルの天板もほとんどこの組み方
製作していきます。


◆◆◆次回はいよいよ完成です◆◆◆
  


Posted by サツマニアデビル at 19:27Comments(0)家具製作

2009年01月12日

◆家具が出来るまで◆テーブル編1◆


本日も寒いです。

作業場は木材以外にも燃えやすい物が多々あるので暖房が使えません。

今日は特にサビーです。

ジャポニカセブンでは、家具をオーダーで製作もしています。

今回は、霧島国分のご自宅でパンの教室をされている方から

「パンをこねるので丈夫なテーブルを」との事でご注文を受けました。

数年の間に何台か破損されたとの事で構造的には指物家具(釘を使用しない)

になるべく近い作りでワークテーブル兼ダイニングテーブルの製作に入りました。

使用木材は今回は北欧パインです。



①写真はテーブルの脚になる部分ですがネジ止めをしないので
この様に掘り込んでいきます。




②写真はテーブルの側面部分になります。
グラツキに対して強度を持たせる為、筋交いをいれます。




③写真は井形に組んだ幕板です。
(天板の反り止めの役割にもなります)




④写真は十字に切り込んだ脚部に
井形に組んだ幕板をはめ込んでいきます。


◆◆◆次回は、天板に製作を紹介します◆◆◆
  


Posted by サツマニアデビル at 20:34Comments(2)家具製作

2009年01月11日

古い片袖机の再生



◆◆◆昭和中期の片袖机の再生の様子です◆◆◆

この机は元々ご両親が使われていた机を息子さんが使いそして、時が経ち使用するには支障があるので
その子供が使える机として再生を依頼されました。 2台お預かりしたうちの一台は引き出しも全て無く
取っ手もありませんでした。天板も反り、木虫食いの跡もありました。
写真は塗装を剥がして、虫食いのヒドイ箇所はすべて取り外した状態です。



◆再生後の写真です。引き出しが無かったので当時と同じやり方で作りました◆
それ以外の欠品箇所も製作して取り付けました。



塗装はオイルステインのままだと特に机や椅子は服に付着しやすいので、
当店では時間がかかりますが植物性の天然塗料を塗布して乾燥後
サイディングシーラーを塗布後艶消しのクリアーを塗布して完成です。
塗装だけで約2日~3日かかります。
これで衣服への付着も緩和されます。
しかも艶消しのクリアーを塗っているので水などこぼしてもシミになりにくいです。



◆製作した引き出しです。6杯分作りました。◆



◆天板の角は直角だったのですがアンティーク感を出すのにトリミングしました。◆
キクイムシの防虫処理と熱処理済み
 
◆◆◆古家具の修理も受け付けていますのでお問い合わせ下さい。◆◆◆
  


Posted by サツマニアデビル at 18:34Comments(2)古家具再生

2009年01月11日

お店の案内・問い合わせ







はじめまして、鹿児島大学教育学部前で
古家具の再生と家具の製作をしていますジャポニカセブンです 。

お取引き時間は11:00~20:00
休息日は毎週 火曜日◆配達・仕入れで変更有り
駐車場は1台有り
伝話 099-255-2928
メールjaponica7@po3.synapse.ne.jp
 ◆商品の詳細や修理・県外への運賃などのお見積もりはメールが便利です◆
◆家具以外の再生や入荷した物なども載せていきますのでよろしくおねがいします◆



◆◇◆ジャポニカセブンの取扱説明書◆◇◆

お客さまのご希望の仕上がりにする為、
店内に展示してある商品のほとんどは再生前の状態です。

お支払いがお済みでない商品の
お取り置き(ご予約等)は、受けておりません。

お支払いは、前払いになります。

仕入れ、配達等で営業時間が変わる場合があります。
遠方からご来店予定の方は、ご連絡下さい。





  


Posted by サツマニアデビル at 16:11Comments(2)ジャポニカセブン取扱説明書